大人だけの病気ではない!!子供のうつ病と治療

子供のうつ病が増加中

大人と同様に子供にもうつ病があります。うっかりその症状を見逃すと軽症から重症うつに移行してしまうのです。もしも、うつの傾向がみられるようなら、早めに診断を受けて治療するなど対処していくことが必要でしょう。子供のうつ病は大人と同様の中核症状に加えて、小学校低学年では身体的な不調などを訴える、高学年では加えて問題行動が目立ち始めるようになります。また、発達障害から発症することも多いため、サインを見逃さずに対処していくことが大事です。

認知行動療法を取り入れてみる

うつが疑われる場合は、スクールカウンセラーなどに相談して適切な施設を紹介してもらうか、病院や心理相談施設を訪れます。そこでうつ病だと診断されれば、大人同様に基本は休養と心理療法、薬物療法がありますが、子供の場合、薬物を使うことで自殺を誘発するケースもあるため、大人の新たな治療方針に加えられている認知行動療法や食事療法などを取り入れることも多くなっています。認知行動療法の進め方は様々ですが、一般的には認知をかえて行動をかえていくものです。しかし、子供の場合は、言語や認知の能力がまだ幼いこともありますので、行動をかえて認知をかえていくパターンが多く見られます。

家族の叱責をなくすことも重要

認知行動療法では本人の認知と行動を変える以外に、本人の頑張りや周囲の家族の叱責をなくすことを同時におこないます。健全な状態にかえる必要のある認知と行動の両方にそれらが悪影響を及ぼすからです。子供の場合は特に親からの叱責による影響を受けやすいのでその改善には特に力がそそがれます。多いのが治療につきあう母親は理解があるけれど、子育てをまかせきりの父親や祖父母などが理解しないまま口をはさむことで悪化させてしまうこともありますので、場合によっては本人以外にも家族に対して日ごろの言動をあらためるためのカウンセリングが実施されることもあるでしょう。

うつの診断の場合、面接・問診を行い、診断基準と照らし合わせながら、うつ病の重症度や病的な状態かを判断していきます。